脱色クリームって肌へのダメージはどうなんだろう?

脱色クリームでムダ毛処理、効果や副作用はどうなの?



光脱毛や医療レーザー脱毛がかなり普及したこともあり、専門機関での脱毛をする人が増えている反面、自己処理にこだわってムダ毛の処理をしている人も少なくありません。

自己処理としては、カミソリで剃る、除毛クリームや脱毛ワックスを使用する、抑毛クリームでムダ毛を減らすなど、実にいろいろな方法がありますが、その中のひとつとしてムダ毛を脱色して目立たなくする「脱色クリーム」というものがあるのをご存知でしょうか。

ここでは、脱色クリームの使い方やその効果、メリットやデメリットなどについて細かく触れていきたいと思います。


脱色クリームでムダ毛処理!その方法は?


必ず事前にパッチテストを行なうこと

脱色クリームにもいろいろな種類がありますが、その使用法については大きく考えれば共通しています。まずは事前に肌トラブルが起きないかを確認するため、パッチテストを行いましょう。

パッチテストとは、該当するものを肌の敏感な場所に塗布して絆創膏などでカバーをし、一定の時間おいておいて赤みやかゆみなどが出なければ、安心して使用できるというものです。


脱色クリームの場合は、多くが1剤と2剤に分かれていますので、それらを混ぜて二の腕の内側などに塗布したあと、放置しておく時間と同じ時間でパッチテストを行います。

肌に異常がなければ問題ないということですので、安心して使用してください。

肌に異常がないことを確認したら、いよいよムダ毛を脱色!

パッチテスト後、脱色したい場所に付属のヘラなどを使用して塗布していきます。当然ですが、脱色したいムダ毛に脱色クリームがついている部分だけしか脱色されませんので、毛が長めの場合などは特に注意をして、厚めにしっかり塗りましょう。

使用説明書に書かれている時間おいておき、その後水で流しますが、水で流す際は、お湯ではなく必ず水で流してください。お湯だと肌の毛穴が開き、脱色クリームの成分が毛穴に入り込んでしまう可能性があります。

冬場など水だとつらいということであれば、ぬるま湯など毛穴が開かない程度の温度で流すとよいでしょう。


脱色クリームの気になる効果は?


肌の白い人ほどムダ毛が目立ちにくい

脱色クリームは、ムダ毛の色を抜いて金髪のような色味にすることで目立たなくさせるというものです。しっかり色が抜ければ、黒いムダ毛は目立ちにくくなり、脱色クリームの効果をしっかり感じることができるでしょう。

ただし、肌の色が日焼けで焼けている人になると、色の抜けたムダ毛が逆に目立ってしまうという場合もあります。

また、色白の人の場合でも、1週間くらいで新しいムダ毛が生えてきますので、定期的に脱色を行わなければなりません。

ムダ毛が太い人は効果が出にくいことも

ムダ毛が多い人、毛が太い人になると、脱色効果が低くなってしまうこともあるようです。やはり脱色となると、太い毛よりも細い毛のほうがその効果を感じやすい傾向にあります。

太い毛の場合、脱色効果が低く、地肌よりもムダ毛の色が黒い状態のままになってしまうのですね。また、太いムダ毛はしっかり脱色されていてもやはり物理的に目立つので、ムダ毛を目立たなくするという面での高い効果は期待できないかもしれません。


脱色クリーム、何か副作用はある?


肌への負担が強いため、肌荒れを起こしやすくなる

ムダ毛の色素を脱色するほど強い製品になりますので、直接肌に塗布することは、やはり肌にかなり負担をかけてしまいます。そのため、肌に赤みが出たり、敏感肌の人になると、かぶれを引き起こすことも考えられます。

事前にパッチテストを行えば、そうした不安からは解消されますが、脱色クリームは肌への刺激に対して効果が持続する時間が短いため、数を重ねることでどんどん負担が重なり、最終的にかぶれてしまうということもあるようです。

色素沈着を起こす可能性も

脱色クリームは、極力肌に負担がかからないよう酸素系の成分で作られている製品になりますが、肌が敏感な人だと、黒や紫っぽい色に色素沈着を起こしてしまうことあるといわれています。

色素沈着を起こす人は多いわけではないようですが、皮膚疾患がある人や、いろいろなコスメで肌荒れを起こしやすい人は注意したほうがよいでしょう。


脱色剤の代用品には要注意!


消毒用オキシドールでムダ毛の脱色ができる?

脱色クリームは自己処理用のムダ毛対策アイテムの中でも比較的安価なので、気軽に購入して使用することができると思います。

しかし、1本数100円で購入できるオキシドールで、ムダ毛の脱色ができるといわれており、脱色クリームよりも安価なことから、代用品として使用している人も多いようです。


オキシドールは、通常傷口の殺菌や消毒に使われる薬品になります。オキシドールは過酸化水素水で、メラニンの粒子を酸化させ、分解することでムダ毛の色素を抜く効果が期待できます。

同様の成分が毛髪の脱色に使用される「ブリーチ」などに配合されていることもあるほどですので、高い脱色効果があると考えてよいと思います。


ただし、脱色クリーム同様太いムダ毛には効果がなかったり、かなり強い腐食性があるためかぶれを起こしてしまうことも多く、決して脱色目的の使用がおすすめできるものではありません。

代用品は決して使わないこと

オキシドールのほかにも、コーラやエタノール、お酢、ビールなども同様の脱色効果があるとされ、同じようにコットンに浸して拭き取るといった方法でムダ毛を脱色している人がいます。

お酢やコーラなどは食品ですので、薬品と比べれば肌への負担が少ないですし、価格も安価であることが多いので、代用品として使用しやすいかもしれません。


しかし、脱色クリームのようにムダ毛の脱色用に作られているものではありませんので、確かな効果はありませんし、いずれも刺激が強いものになるため、食品とはいえ肌トラブルを起こしてしまうことは十分に考えられます。

同じように、毛髪用のブリーチをムダ毛の脱色に使用するなど、代用品を使用することは肌の安全を考えると決しておすすめできるものではありません。


どうしても脱色という形でムダ毛を処理したいのであれば、必ず専用の脱色クリームを使用して処理しましょう。

ムダ毛を脱色して目立たなくするということも有効な処理方法のひとつではありますが、その手間や効果の高さなどを考えると、効率的だといえない部分もあります。


脱毛サロンに行くのではなく自己処理でムダ毛をきれいにしたい人で、同じ費用と手間をかけて処理をするなら、家庭用脱毛器などを活用するのもひとつの方法として検討してみるのもよさそうですね。

この章のまとめ

  • ムダ毛の色素を抜いて目立たなくする脱色クリームというアイテムがある
  • パッチテストを行った後、脱色したい部位に塗布してから洗い流すという使用法
  • 効果が高い人もいるが、肌色やムダ毛の太さによっては効果が低いことも
  • オキシドールやエタノール、コーラなどの代用品では絶対に脱色しないこと